2018年6月24日日曜日

ひとりごと~独立リーグと競輪

昨日ルートインBCリーグ・福島ホープスの試合を見に行った。

独立リーグの試合を見るのは2009年秋以来だから9年ぶり。
(松山オールスターと抱き合わせで坊ちゃんスタジアムで試合を見た)

それでも福岡に独立リーグ球団があったころはよく見に行っていた。
(正式名称は福岡レッドワーブラーズだが以降は福岡球団と書く)
北九州市民球場での試合は半分以上見た。
強引にボランティアにもぐりこみタダで試合を見たともいうが(ぇ

正直、福岡球団は最後まで「認知されなかった」「必要とされなかった」
「ソフトバンク(ホークス)あるから独立リーグも福岡球団もいらない」
この声をうちやぶり地域に必要とされる球団になることができなかった。

ルートインBCリーグの理念は「地域と地域の子どもたちのために」
福岡球団も四国・九州アイランドリーグ(当時)も力を入れていた。
(野球教室、地域イベント参加、見守り活動、等)

力を入れすぎて練習する時間が取れなかったのでは?と思うほど。
実際は単に「練習場所が確保できなかった」らしいが。

今日もホープスの試合はあった。入場者数は532人。正直少ない。
昨日は314人で「独立リーグにしては大健闘」と言ったが(失礼)

原因はいろいろあると思う(他イベントとの競合、周知不足など)
一応(全世帯に郵送される?)広報誌と一緒にチラシが入っていた。
少なくとも前日夕と当日朝には町内放送で告知もあった。

だけどポスターを見た記憶がない。駅とか役場とか主要施設とか。
もっともポスター掲示で客が増えるかというとそれも疑問。

言いたくないが町民の多くは「金払って見る」ことに慣れていない。
原発の恩恵か震災の影響か「タダで見せてもらうのが『当たり前』」

故に昨日見た限りでは町民はまばら、しかもほとんどの町民が「避難指示解除後によそから来た町民」(=震災前からの町民がもっとも嫌う人種)
球団的には地元の人たちに「こそ」来てほしかっただろうに。

プラス地元ならではの球団に対するわだかまりもあるとかないとか。
(簡単に言うと福島市VS郡山市VSいわき市VS会津市VS・・・)

自分は「避難指示解除後によそから来た町民」故いまいち理解できない。
それでも前いた「福岡VS北九州」「小倉VS黒崎」と考えると納得。

(福岡球団も「福岡なら福岡でやれ(北九州に来るな)」的声があった)
(ほかならぬ北九州市民球場(北九州市)がそういうスタンスだった?)
(北九州で飲食物の販売ができなかったのはそれが原因だったのかも)

それでも熱心なファンは県内どころか他県(ビジター)も見に行く。
実際昨日見た限りではそういうファンがたくさん来ていた。
球団(選手)ファンから独立リーグ(の雰囲気)が好きという人まで。

独立リーグ(球団)運営には「コアなファン」の力が大きいと思う。
だけど一方でコアなファンとの関わりが密になりすぎて、そうでない人との関わり、そうでない人へのアプローチがイマイチに。

加えて(悪い意味で)コアなファンの物分りが良くなり?劣悪なサービスでも(球団存続のため)妥協するようになる。

そんな負のスパイラルに陥るとかなりヤバイ状態になってしまう。
球団側がコアなファンの妥協に甘える・頼るようになったら終わり。

それでも「コアなファン」を増やす努力は必要。
暇つぶし・冷やかし客でも「コアなファン」になる可能性はある。
もっとも「コアなファン」になる人はもともと素質がある人と思うが。

「コアなファン」に共通点があるとすれば「優越感」と「危機感」。
自分は良さを分かってあげている、自分が支えてあげないと、みたいな。

失礼承知で「認知されていない」「必要とされていない」も「コアなファン」の優越感をくすぐっていると思う。自分だけは分かってあげている、自分の支えあってこその球団、みたいな。

今は無き福岡球団はコアなファンに甘え過ぎたわけではないと思う。
それでも新規ファンを増やす努力をしたとも思えないままだった。
少なくとも球場に来たお客さんを引きつける試合をしていなかった。
ベンチから声もなし、きびきびした動きもなし、むしろ緩慢。

まがりなりにもプロのプレーとは思えなかった。草野球以下。
客から金取って見せるに値するプレーをしていたとは思えなかった。

プロは「技を見せる」「楽しさを伝える」やってナンボと思っている。
技に関しては練習する時間や場所の問題で厳しかったかもしれない。
それでも「楽しさを伝える」ことはできたはずなのにイマイチだった。
これでは応援しているファンもスポンサーも自治体も離れる。

それでも新規ファン獲得のため(?)将来の選手確保のため(?)地域密着、地域貢献には力を入れていた。

だから少ないながらコアなファンも得られたし、応援する自治体もあったし、2年で解散したが、2年「も」もったと思っている(超失礼)

長々ととりとめのない羅列失礼。
それでもこれら全て競輪にも当てはまることだと思う(超訳)

競輪は基本的に「認知されていない」「必要とされていない」
一部のコアなファンの「優越感」「危機感」「だけ」に支えられている。
「技を見せる」「楽しさを伝える」努力をしているように見えない。
今のままでは新規ファンを集められず競輪ファン離れを加速させる一方。

飛び火的?八つ当たり的?過激な感想失礼。

最後に独立リーグに関して「野球でメシを食うことへの夢をあきらめるための場所」「地域と関わることで、野球『だけ』の人生から第二の人生への弾みにするための場所」みたいな記述があった。

実際NPBやMLBへの夢を捨てきれない人たちの(失礼すぎて以下自粛)
(選手だけでなく監督・コーチも大半がNPBやMLBへの以下自粛)

それでも野球をあきらめたあとの第二の人生に「競輪」を選ぶ選手が増えれば、競輪と独立リーグ、お互いにとってプラスになるのでは。

最後はそんな耳にタコができるくらい言われている?月並みな感想失礼。

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