国営ラジオ聴いてたら芥川龍之介の「蜘蛛の糸」が紹介?されている。
この話を聴いていると今は亡き桂枝雀さんの「地獄八景亡者戯」の中に出てくる「チョー性格悪いお釈迦さま」を思い出す。
自分だけ極楽行きたくて他人を蹴落とそうとする人間がふたたび地獄に堕ちていくさまを眺めるのが楽しくてたまに蜘蛛の糸をたらしてやるんや・・・みたいな。
違う話だったかもしれないが、ホント性格悪いわ・・・と思った記憶がある。
どう考えても極楽にたどりつけないの分かっとるやろ?
というかこれで極楽に行ける人間、極楽にもおらんやろ?
いったん救いの手をさしのべたなら最後まで責任もって救え。
そんなふうに考える時点で自分アウトだというのは分かっているが。
それでも地獄なんて苦しみの集大成みたいな場所だからどんな人でも心が歪む。
さんざ苦しんで、苦しみから逃れることができない。死んでもすぐに生き返るから。
苦しみから逃れることができない苦しみ、これ以上の苦しみはない。そりゃ歪むわ。
だけどそのうち煮ても焼かれても切られても苦しいどころか快感になるかも。
死んだことも地獄に行ったこともないからよくわからんが。
そんなことを考えながら動画で桂米朝さんの「地獄八景亡者戯」聴いていたが、どうやらチョー性格悪いお釈迦さまは「地獄八景亡者戯」ではないらしい。
米朝さんと枝雀さんなので若干話が異なるかもしれないが。
朝からろくでもないこと考えとるなぁ・・・ぼちぼち久留米行きましょう。合掌。
2015年3月27日金曜日
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