2015年10月21日水曜日
安田国歌
徹夜明けから千葉GⅢの車券買って帰り爆睡から眠れなくなったので適当に動画見散らしていたらいつのまにか貼りつけていた。
削除しようかと思ったが残すことにした。
そして勝手に毒か何かわからないことを適当に垂れ流す。
実は何日か前からこの歌がじわじわきて困っている。
昨日の徹夜してる間中もじわじわきてかなり困った。
理由はわかっている。新しい自転車を買ったから。
それに伴い今まで使っていた自転車を処分してしまったから。
邪魔になるから、置く場所がないから、新しい自転車を使わなければいけないから、新しい自転車が来たと同時に、処分をお願いしてその場を去った。
新しい自転車は乗り心地もデザインもとても良い、とても快適だ。だけど乗り心地が良ければよいほど、デザインがいいと思えば思うほど、快適であればあるほど、前の自転車が忘れられない。
今までこういう思いを味わったことがないから分からなかった。
今までの自転車は自分がどうこうする前に勝手に姿を消したから。
自転車相手になにロス症候群してるんだか。新しい自転車を買うことも、前の自転車を処分することも、決めたのはほかならなぬ自分自身なのに。
仕方ない。道ばたで一目ぼれして、数ヶ月待って、自分のモノにして、それこそ新しい自転車何台か買えるくらい修理修繕に金かけて、あちこち回った子だったから。
スポークが折れどうしようもない状態と言われ、新しい子を買う決心をした時点で覚悟を決めたはずなのに、忘れることができないというか未練たらたらというか。
スポークは折れたがまだ乗れた。どうしようもないと言われてもまだ十分乗れた。
本当にどうしようもなくなるまで乗り続ければよかった。そんな後悔。そんな未練。
新しい自転車を好きになればこんな気持ちもなくなるかというとそうでもない。むしろ傷つけられたり盗られたりすることへの恐怖の方が強くなる。
そういう意味でも何年前のか分からないくらいボロかった前の子はよかった。
駐輪場に何日も置きっぱなしにしても盗む人などいないという安心感があった。
今の自転車にはそれがない。傷つけられるのは嫌だ盗られるのは嫌だ嫌だ嫌だ。
本当に失礼な話だ。とにかく今の新しい自転車をうんと好きになろう。それが前の自転車に対してできる唯一のことだ。合掌。
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