神奈川の障がい者施設で元職員が入所者19名を刺殺した事件から3年。
遠い昔の学生時代、障がい者施設へボランティアに行ったことがある。
そこで自分の中におぞましい感情があるのを思い知らされた。
自分より恵まれている(ように見える)人に対する「妬み」と「憎しみ」
幸せそうな笑顔を見て黒い感情が湧き上がるのを抑えきれなかった。
障がい者のくせに。
この感情を抱いた時点で自分は終わったと思った。
そして自分はこの感情を一生消すことができないと思う。
一方で、懇親会という名の飲み会において、理事長(たぶん)から、
「生まれたからには生きる権利がある」
「生きるからには楽しむ権利がある」
みたいなことを言われたのも、ずっと心にひっかかっていた。
そしてこのひっかかりも一生消すことができないと思う。
転職活動中、あらためて「よそ者」に対する「差別意識」を痛感した。
その中で一番こたえたセリフ、
「得体のしれないよそ者雇ってやまゆり園みたいな事件起こされたら困る」
このセリフも、一生忘れることができないと思う。
選挙の結果、100年以上変わらなかった国会が変わろうとしている。
その裏にどんな黒いモノが潜んでいようとも、この結果は大きいと思う。
実際に見る、関わる、接する。どんな想像力も、これにはかなわない。
今日がその日というだけで、いろいろな感情がぐるぐると渦を巻く。
しょせん自分も生活のため、幸せのため、利用しているにすぎない。
それでもできる範囲でできることがあるのは幸せなことだ。
できる範囲を見極めるのが難しくて七転八倒や現実逃避の連続だが。
とりあえずものすごく疲れたので今日は早く寝よう。合掌。
2019年7月26日金曜日
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