2010年10月25日月曜日

虚構と現実

まずは競艇。

最近流れている競艇のCMは若者ウケしそうなカッコイイCMだと思う。
でも実際は(中には本当に華やかでカッコイイ場所もあるかもしれないが)
現実とCMとの間にかなりのギャップがあるとも思う。

故にあのCMを見てはじめて競艇場に足を運んだ人、特に若者や女性たちは、
CM上の競艇のイメージと実際の競艇(場)の施設・客層・雰囲気・レースなど
現実との違いに戸惑い、がっかりする人も少なくないのではないかと思う。
(初めての競艇ですぐにレースを面白いと思えれば別だが)

そして競輪。

最近、ブログや動画等を見過ぎるあまり、実際に競輪場で選手やレースを見て、
ブログや動画等で感じたイメージとの違いに若干戸惑うことがある。

基本的にブログ、動画とも発信する側による虚構、フィクションが加えられる
(すべてのメディアは報道ですら制作側の意図によってイメージが歪曲される)
ものだと思うし、だからこそ見る側はそのことを踏まえたうえで、冷静な目で
(ネタと割り切って笑い飛ばせるだけの余裕をもって)見なければいけない。

でもそれができる人は意外と少ない、というよりほとんどいないかもしれない。
(頭では分かってるつもりの人ほど実際はできていないような気がする)

そして自分の中で創り上げたイメージと現実とのギャップに驚き、戸惑い、
がっかりする人の方が多いかもしれない。
(だから競輪界的には競輪場にお客さんを来させない方に進めたいのかも?)

ぶっちゃけ私もあまり競輪や競輪選手の現実は見たくない。
TVや新聞・雑誌等メディアに出ている(プライベート風)選手はもっと見たくない。

それなのに選手ブログや動画等チェックするのは矛盾していると自分でも思う。
そして自分自身この矛盾に戸惑い混乱している。

虚構と現実の違いを理解できない人間の哀れな末路といえばそれまでだが・・・。

それでも、ブログや動画等「だけ」で競輪や競輪選手に興味を持っている人が
いるとしたら、イメージが膨らみすぎる前に競輪場に足を運んでほしいと思う。

そして選手たちには初めて競輪場に足を運び目の前で走る生の選手を見た人に、
4コマ漫画(胸張ってこう言えたら最高なのだが)
やっぱり競輪(選手)ってイイね、と言えるレース、走りをしてほしいと・・・。

以上、「くるリンGOGO」見まくった後(予想外の展開で)久留米競輪に行った
人間の、ちょっと心身ともに病み気味ゆえの?少し危険な感想です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。